Meteorセミナーに参加したことで始まった2つのプロジェクト
はじめに
こんにちは。J-hack開発部の大城です。
前の記事では、MeteorでiOSアプリをリリースしたことをお話しました。 まだお読みでない方は、先にそちらをご覧ください。
この記事は、10/23のMeteorセミナー参加したことで始まったプロジェクトについて、お話したいと思います。
Meteorセミナーに参加したことで始まったプロジェクト
セミナー後の懇親会で、日本でMeteorがあまり利用されていないのはなぜなのか、Meteorが普及するには何が必要なのか話題になりました。 その中であがった意見としては、
- Meteorが新しすぎる(正式バージョンv1.0のリリースは2014年10月)
- Meteorの日本語情報が少ない
- Meteor開発者が少ない
- MongoDBに馴染みがない
- 日本でのMeteor採用事例をほとんど聞かない
- 日本のMeteorコミュニティが活動していない(ように見える)
などがありました。
特に、Meteorの日本語情報が少ないのと、日本のMeteorコミュニティが活動していない(ように見える)のは個人的に課題だなーと感じていました。
その話の流れから、
それだったらこのセミナーに参加しているメンバーでMeteorのコミュニティ活動を始めればいいじゃないか!
という提案があり、2つのプロジェクトが始まることとなりました。
Meteorドキュメント日本語化プロジェクト
ひとつはMeteorドキュメントの日本語化プロジェクトです。
Meteorで何かを作ろうと思った時に参照する情報の一つに、公式が用意しているMeteorドキュメントがあります。ですが、Meteorドキュメントはすべて英語で書かれているので、英語が得意でない人にとってハードルが高い。。。
そんな人のために日本語ドキュメントを作ってしまおう!
ということで、Meteorドキュメントを翻訳するプロジェクトが始動しました。
10/23のMeteorセミナーの企画者で、1部と3部で講師をされていた Meteor Fanを運営されているdai_shiさんがその翌日には翻訳の仕組みを構築されまして(すごいスピード感!)、ドキュメント翻訳プロジェクトはすぐにスタート。
そして有志で翻訳を進めた結果、プロジェクト開始から約3週間でベーシックドキュメントの6割以上の翻訳が完了しています(11/10現在)。コミュニティの力ってすごい!
そのMeteorドキュメント日本語化プロジェクトのページはこちらになります↓
ユーザー投稿型Meteor専門ニュースサイト構築プロジェクト(Meteor News)
もう一つのプロジェクトはMeteorの最新情報を発信・共有するサービスを作ろう!というものです。
すでにcrater.ioという、Meteor関連のユーザー投稿型ニュースサイトがあるのですが、当然英語です。また日本語でかかれた記事をcrater.ioに投稿するのもちょっと気が引けます。
そこで、日本語で気軽にMeteor関連のニュースやサイトを紹介できればなー、ということでこのプロジェクトが始まりました。
このプロジェクトのシステム部分は、大城が構築しまして、セミナーから約1週間後の11/1に「Meteor News」をリリースいたしました。
Meteor News 構築のお話は、Qiitaに少し書きましたのでご覧ください。
Meteorの情報をお探しの方や、他のMeteorユーザーとの交流の場としてMeteor Newsがお役に立てればと思います。
おわりに
今後もMeteorのコミュニティ活動やイベント企画などを通じて、Meteorの普及を促進できればと考えています。 Meteorは学習コストが低く、カンタンにウェブ&モバイルアプリケーションが作成できますので、Meteorに興味を持った方は、ぜひ触ってみてください!